桂盛仁先生 金具 かえる
桂先生のカエルの金具です。制作にあたってあまがえるを3匹ネットで購入されていました。季節外れだとかで、1ぴきおまけだったと記憶しています。
小さな水槽に水苔を入れて、あまがえるを飼ってずーっと観察してスケッチされていました。蛙の餌がこおろぎの赤ちゃんで、その赤ちゃんも週数によって大きさも違えば値段も違っていて弟子の私は買いに行きました。師匠はかえるをずーっと凝視していましたが、かえるはかえるで コオロギの赤ちゃんを凝視、コオロギは見つめられているのが分かると途端に固まって気配を消しており それをまた私がじーっと眺めている そんな思い出があります。
自然のものが金属となる場合、本物そっくりには作らないそうなのです。たとえばネズミの彫刻だと、尻尾を本物に似せるとお土産ものになるそうです。
この蛙もどこかそんな工夫があるようです。
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