母親の婚約指輪をお嫁さんの指輪へと作りかえるの巻。
o(*^▽^*)o昭和50年代に入ってくると、婚約指輪には プラチナ台にダイヤモンドというスタイルが流行って現在に至ります。昭和40年代は、ダイヤモンドではなくオパールが多いですね。
かつて、ご主人に贈られたという婚約指輪を作り変えてほしいと言う依頼で制作を受けたところ、それが素晴らしいオパールで感嘆したものでした。経年による擦り傷を研磨したところ見違えるほどになり、奥さまはご主人がそんなに良いものを買ってくれたんだと初めて知ったといった感じでして、ご主人は鼻が高かったそうです。今はあれほどのオパールはなかなか見当たらないです。この話は今から10年前程の事なので、画像が無いのが残念。
お母様の婚約指輪のダイヤを外してお嫁さんに、というご依頼がありまして 是非自分で作ってみたいと息子さんが挑戦してみました。結納まであと数週間でこちらの心臓がバクバクしましたが、滞りなくすんなりと出来上がり幸先のよさを感じました。
何故婚約指輪にダイヤモンドが選ばれるかというと 鉱物の中で最も硬く、無色透明で 永遠の愛にふさわしいからです。数日前にはイギリス王族で結婚式があり、ダイアナ妃の宝石を王妃にという物語がありました。宝石がこのように先祖代々受け継がれて欲しいと私は強く願います。昔の宝石は良いものがとても多いです。
石留めです。石留めも手を出さずに口だけ出している私であります。
内側の刻印も彼が打ちました。
結納は佳い日となったそうです。おめでとうございます。
宣伝。 当社に作り変えをご希望の方は、工賃を3万円より承ります。特別変わったことをしない限りは3万円以上にはならないです、打ち合わせ時にご説明いたします。ご希望がありましたらその際にリングの地金の引き取りをします。
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