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2011年7月30日 (土)

今日は何をして遊ぼうかなあ

 コメントを寄せて頂いているクラさんがどうも後輩のようで、私の世代の思い出話をちょこっと書きましょう。

 私達の頃は今の様な立派な校舎ではなく、プレハブ小屋でした。新しい美術館で修了制作の発表を楽しみにしていたのも、土器が出てきて工事が大幅に遅れることになり なんだかんだツイてない学年でもありました。
 今はお手洗いがウォシュレットなんですってね。私どもの頃はタイル張りの古ーいお手洗いで、シャワー室がドア一枚隔てて存在していました。私はお風呂の無い長屋に住んでいましたから、毎日そこでシャワーをして帰りましたよ。11月までは寒さに耐えられても、それ以降は我慢がならないほど寒かったです。

 エアコンなんて無かったですね、教官室の隣が修士課程の部屋で 飯野先生がドアを開いて まれにエアコンの風をおこぼれで頂戴しました。部屋の後ろは上野動物園、夏場は猿の夫婦の匂いが臭くて臭くてたまらなかったです。あと、ホーイ ホーイ 大声でよく鳴くんですよ、夫婦で。

 時々ふらーっと 堀口先生や飯野先生が我々の作品を見に来られてました。
 堀口先生は作業着とはいえ素敵なシャツをいつも着ていらして、柱に手を掛けて大きなため息をつかれている姿が何ともかっこ良かった。いつ見ても同じ所を彫っていらっしゃると思ったら、同じ作品を何枚も彫ってらした。毛彫りがとても美しい、女性の髪の部分でした。 飯野先生は私達の余りの散らかしぶりに雷を落とされることもあれば、たこ焼きを焼いて遊んで食べたこともあったし 熱々の品物を硫酸に投げ込んで さっとドアを閉めて出て行かれたり 今日は何をして遊ぼうかな~と部屋を出て行かれる姿に 私はまたしびれていたのであります。
 今はどうか知りませんが、当時はみだりに教官室へ入れるような雰囲気でもなければ、先生方もオソロシイ存在でした。

 私は彫金専攻の学生は皆、飯野一朗先生に憧れて受験するものだとばかり思っていましたから、オソロシイけど 学校に居て当たり前風な皆さんの態度にかなり衝撃を受けました。

 先生方の御言葉は 厳しいけれども核心をついていて今でも仕事中に はっと考えさせられることがあります。飯野先生の個展では先生がとても喜んで下さって沢山の解説をして頂けました。ものすごい研究がなされていることに頭を垂れるしかありませんでした。

 山積みの仕事も一つ一つ、最善を尽くそう。
 日常の生業に関しては 「今日は何から手をつけようかなあ~」
 勉強タイムは午後6時から、今日は何をして遊ぼうかな~!

 私の脳内は色がねで一杯のお花畑が広がり てふが遊んでいます・・・

 クラさんも 脳内天国で遊びましょう~♪

 変なオチで今日は終了~すみませーん

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

くらさん メールをありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。
私も飯野先生にとても会いたいです。

ご返信ありがとうございます。
ロウ付けの記事楽しみにしています。
また諸々アドバイスもありがとうございます。

クラさん こんにちは!コメントをありがとうございます。
ものづくりの 余りのアナログな世界と時間が掛かるのとで 自分の命の残り時間と照らし合わせて おえーっとなることもあり・・・・さわこさんは私はソラでお世話になったのでさわこ先生でありますが 私たちの年齢は余り変わらないですたぶん。
 HNの由来にありますように 大学は第一線で活躍する方々がいらっしゃって驚くこともありました。私は見たこと無いけれど 広末○子が煙草吸って机の上に足を組んでいたよー とか、教授になる前のビートたけしさん等など。私には飯野一郎先生きゃー で、ご飯を召し上がっているのにも驚けば、汗をかいているのにもイチイチ驚いていて 先生って人間なんですねー って言うと周りから 当たり前ジャン!って。

 学生も良い意味でおかしなのが一杯でした。指に1億円・・・けどあの大学ならあり得る話、納得です。
 そうそう、音楽と美術が言問通り1本隔ててお向かい同士、音楽女子が美術男子に恋することはあっても 美術女子が恋愛の対象というのは 無い と言われるという屈辱!我ながらこれでも花の女子大生なのだろうかと思うほど 汚かったですし 私や同級生を含めて浮いた話は皆無でした。同級生のマリエ かよちゃんは彫金科の中でも飛びぬけて美人でしたよ、ついでに私を含めて芸大三大美女と言われています。
 クラさんが私に何かを学ばれるとなると 立場があべこべですので 大学の夏期講習や体験でウチや渋谷のクルーシブルをお勧めいたします。
 ロー付けについてはまたブログで記事に致しますので それを読まれると あら不思議どうしてこんな簡単に!となりますので お待ちくださいね。
 
 

こんにちは。

田村さんのブログには、ブログ村から訪問したんです。
ですから、芸大の方と知らずに初回はコメントしてしまいました。m(_ _)m

ブログ大変興味深く、読み進んでいくと、芸大のコメントがあり始めて知った次第です(大汗)

そのまま今日まで読むのに時間がかかり、この記事に気がつくのが遅くなりました。
色々ご苦労された事、生徒さんや作品への思いなどとても感銘を受けました。

飯野先生には昨年陶芸卒の同期のグループ展でばったりにお会いしましたがお元気そうでした。
「今度 ふいご 祭り来いよ」とお声がけ頂き是非仕事の都合がつけばお邪魔しようかと思っています。

最近は仕事でコンピューターばかり使って、納品もメールで済んでしまう味気なさから、自宅で下手な彫金を再開しています。
しか~し、元々力が無い上に長大なブランクでロウ付け1つに苦労しています。

田村先生のところで、鍛え直してもらえたらどんなにいいかとブログ読んで感じました。
ただ、時間と先立つ物など現実もあるので(−_−;)

でも宜しければ今度見学にお邪魔させていただければと。勝手に思っています。

年代は僕のほうが、年かも;(ボソ)
記事に出ている、さわこ さんの1つ下の学年です。

最後に芸大の思い出のご返杯

くら というのはネットのハンドルネームで、(本名はメールで連絡しますね)由来は好きな音楽グループkryzler_kompanyの略なんです。芸祭か4芸祭か忘れましたが、彼らが学生の頃に歩きながらクラシック楽器で例の音楽奏で、聞いた瞬間鳥肌でした。

またバレーボール部には指に1億円保険かけて参加していたバイオリンの学生もf^_^;)
音楽と美術が一緒でとても良い環境でしたね!

長文失礼しました。

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