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2011年9月29日 (木)

銀河鉄道の夜

 先日、家族で観た「銀河鉄道の夜」は、私が生まれて初めて映画館で観た映画です。

 期待に胸を膨らませて、電車に乗り映画館へ行く時の興奮ぶりといったら傑作なものでした。映画館が暗い事、スクリーンが大きいことに驚き、最初の宣伝が流れている間に 映画館を間違えたのかもしれないと飛び出して行くほど何にも知らなかったんですね。

 美しい夜空と、聖書をテーマにした「人の為に死ぬこと」の内容が衝撃的で、ジョバンニの提げているポシェットを毛糸で編んだような記憶があります。清貧という言葉を愛し、宮沢賢治にも傾倒し法華経の存在を知ったのもこの映画のお陰。思春期を宮沢賢治と聖書で過ごした私の純粋さと今の私を比べてしまい、翌日もちょっと鬱っぽくなりました。

 それから心の中に浮かぶ銀河を現したいと思いつつ日々が過ぎ・・・昨日の朝見た与野公園の木々の囁きや光に こういうのを現すにはああやって こうやって なんて考えてました。

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 銀河の試作です。改良と実験の余地ありの感触掴めり。

 木々の重なりと光はまた研究と実験してみます。まあ木目金なんだけど、作り方が違うし木目金と言うのもオリジナリティが無いから 沢山の葉っぱで千葉?うーん、それだったらミルフィーユの方が良いのか 万葉の方が良いのか なんて考えてます。ホントは土曜日にお見えになるお二人に、木目金じゃなくて 万葉を話してお勧めしてみようと思うんだけど また納品が遅くなっちゃうから木目金になるのでありましょう。

 

 

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