九谷焼
焼き物は何が好きですか?というと 陶器派と、磁器派に分かれますね。
私は磁気派なのです。
高温で焼かれた磁器は薄くて軽いので、良いのです。地金が締まっているように、肌も締まっていて つやつやと透明な下に華やかな色や楽しげな人達、小動物が描いてあり 宝石みたいです。
今は かくいるあむほーるの 山口太志さんのお茶碗も少しずつ買いそろえています。ご飯のお茶碗などは、磁気だと薄いから欠けやすいですね。
高岡の人間と金沢の人間は400年もの間 コブラとマングースの関係でして、確かに高岡の人間はドンくさいですよ。服装に構わない女性が多いですが 家にかけるお金や行事ごとにかけるお金は度胸があります。名古屋で商売をすると一番の勉強になると言われますが、私は金沢も負けずに勉強になると思います。
高岡っこの私が 矛盾を抱えつつも好きなのが 九谷焼 なんです。絵付けが好きです。
絢爛豪華で おかずが映えないのではと思われそうですが 華やかでご馳走に見えます。食べ物が喜んでいるようです。
古九谷などは 到底手が出ませんが、高岡の商店街にはこの九谷焼が昔のままの値段で埃を被って売っているので しめしめ と私は喜んで買い集めているのでありますが、大事にしていた1枚を子供にヤラレテしまいました。それはもう、粉々で 金つくろい しても惨めな感じで結局お別れしてしまいましたが・・・
私はどうも 木米という技法のものが好きなようです。卵焼きひとつも、九谷焼のお皿に盛ると絵になります。
昨日は 埼玉県の蔵元の吟醸酒を頂きました。
珍しく夫婦で杯を交わしました。若いころに万古焼き売りのバイトをしていて(なんと完売)買った思い出の杯です。古い九谷焼の杯は中に繊細な絵付けがしてあるのが良いです。が、小さくて、何度も何度も注がなくてはいけないから面倒ですが 画像のようにこれくらい大振りだといいのかな。九谷焼を選ぶポイントとしては、絵付けが手書きであること、好みですが空白が少ないものが良いと思います。中にはプリントもあります。プリントは手書きと違って微妙な凹凸がなくてのっぺりしているから 余り味わいが感じられないように思われる~!!!
ぽちっとお願いいたします!!!!
« 高岡市デザイン・工芸センターにて | トップページ | ヤギの居ない日 »
「趣味」カテゴリの記事
- 九谷焼(2011.10.13)
- 渋谷のクルーシブル(2011.06.20)
- 木目金のリング まだ流行っています(2010.06.21)
コメント