高肉象嵌~明治時代の超絶技巧~の個人コレクション
画像が多すぎてブログでどうまとめて良いのか分からず半年以上も経ってしまいました。
この素晴らしい世界をどうぞ皆様お楽しみください。
煮色を頼まれて、ひょっとして鉄だったらどうしよう。。。。と、非破壊検査を㈱佐藤金銀店にお願いしたところ、ぞっとする位ぴったりと四分一の割合で金・銀・銅が数字で出てきました。鳥肌が立ちました。100年前の職人さんの正確さに脱帽です。
実はまだまだ沢山あるのです。全部は載せなくてすみません。雅なこの意匠がまず素晴らしい。そして小さな中に色とりどりの金が嵌めこまれています。本当に本当にいつまでも見飽きません。
今日は手作りの結婚指輪を手掛ける大手企業の職人戦士が偶然遊びに来て、このコレクションを実際に手に取り大興奮でした。このコレクションをお持ちの方も滅多に当社に来られる事が無くて、まるでお互いに惹きあうかのように出会ったのです。たまたま私も、木目金以外にもっと具象で鏨を多用した結婚指輪の開発を考えていて話していたところにお客様が見え、この迫力に圧倒されました。もっと日本の事を知って欲しい。
お客様が海外から買い戻して下さっていることは日本の為でもあります。
是非、展覧会を催しされて欲しいと思います。
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