尚呼 土曜日の教室がスタートしました
今年より土曜日の尚呼伝統彫金が13時~21時の時間で始まりました。昨年末に突然に変更になりましてまだHP修正はしていませんが・・・・
チケット制 有効期限なし 好きな時間を選べる というこの教室がどうなることかなと思いましたが、新しく生徒さんも増えて そして皆勉強熱心な方々ばかりなのと、お互いに曜日が合わなくて初めて顔を合わせる生徒さん達もそれぞれの制作に刺激を受けておられたようで何よりでした。年に1度、ウィーンから学びに来られる方からヨーロッパの彫金事情を知ることも楽しいひと時でした。横浜、宇都宮からも生徒さんがお集まりくださいまして、遠方から熱心に通われる姿に皆さんびっくりです。
藤の花をテーマにしたペンダントトップです。下の桶の部分は細かな布目象嵌です。
こちらは2作目。裏から打ち出すやり方と、表から打ち出すやり方と2通り研究されたもの。裏から出したものはたとえるなら水墨画で、表からは油絵だと表現されていました。私も実は裏から出した方がぼんやりしていて好きです。表から打ち出したものはシャープできりっとしていて私は日本画のように感じました。
まだ習いに見えて1年経たない女性の方です。鍛金でぐい飲みを打ち出し、ハチの巣を鏨で入れて内側に錫を引きました。錫がちょっと表に出てしまったのですが それも景色としていいと言って削り取られなかったです。なんて良い表現なんだろうと感じ入りました。
土曜日のお稽古は午後1時~夕方までが空いているようです。今後は刀装具を作るのがこの土曜日教室で流行りそうですね。
また来週もお願い致します。24日(土)は研究会でお休み致します。こちらは清水三年坂美術館の館長による少人数だけのもの。生徒さんの皆さまにだけ研究内容をお教え致します。
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