見るだけで満腹
成都では火鍋をよく食べましたし、レストランは円卓が多かったです。中国ではお酒はみなさんあまり嗜まず、客人がある時ぐらい。成都人はのんびりと麻雀やトランプをしたり、新聞を読みながら一日中誰かが来たら政治の話などで盛り上がるなどのんびりしています。
日本人のサラリーマンのように酷く酔っ払う光景はとても奇異だと思います。
ストレス発散は お・しゃ・べ・り!!!! とにっかく喋る。意見交換をする、対話する。
赤いナプキンが一つだけ飛び出ている席が主賓席です。ここに87歳の荒川の職人が座りました。中国ではあまりご高齢の方は見かけなかったです。87歳で生きていること、まして現役職人ということでみなさんにとても大切にされて会場では連日報道陣が来てアイドル状態でした。
食事はこのように、食べたい物を自分で回して引き寄せて好きなだけ食べられます。これは鴨だったと思います。
四川には海がありません。なのでお肉と野菜の食文化です。
この撮影の頃まではまだ私の食欲は健在でした。
イカかと思って噛みついたら あひるの舌でした。きゃっ。
海が無いのであわびの炒め物は高級品ですよね。
驚いたことに私はもうこの辺でお腹が苦しくて・・・
卵の黄身が入った月餅は日本でも売られているそうです。デザートが出たので終わりかと思ったら、これはおかずです と言われました。
卵白で仕上げた蟹のお粥は大変美味しくて、美食に慣れた政府関係の方は これは美味しいと言われていましたが それまでの食事も豪華だったのに ここは普通です とのコメントでした。
成都は豚肉が美味しいと思います。牛肉は必ず骨がついてきます。
これは四川名物です。日本では隠元豆で作られます。日本にはない野菜です。一度揚げてから作るそうでして、この食感は日本には無い美味しいものです。
雪見大福みたいなお菓子。これは流石にデザートだと思いますが。
四川は麻婆豆腐の発祥の地。そして締めは汁無し坦々麺ですが さすがにもう涙目で断りました。
今はお持ち帰りを出来るお店もあるそうですが、基本的にはお客様が残したものは全部家畜の餌になるそうです。
四川料理は半分辛くないですので安心してご旅行を。10月末から成田発成都直行便が出ます。
辛くてもさわやかな辛さで美味しかったです。全て美味しかった。なのに帰りの便で一緒になった中国人は 四川料理は辛かった~と嘆いておられました。87歳の職人さんと私とは毎日美味しいね~の涙でした。
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