ザ・ウィンザーホテル洞爺
彫金の体験をホテル内のご宿泊のお客様に、と 蒔絵師と江戸版画師、スタッフとで北海道へ飛びました。行きも帰りも雪が無かったので飛行機は快適でしたが一歩外に出ると命の危険を感じるほどの空気の冷たさでした。
ホテルのロビーは広く、日中はハープやピアノの生演奏が静かに流れています。
お琴の生演奏もありました。仕事の時間が近づいていたのですが「春の海」を聴き終えるまでは、と楽しんでしまいました。戻った私に 広いホテルで迷子になったのではとスタッフと江戸版画師が笑っておりました。ごめん、実は遊んでました。
ホテルには大きな露天風呂があり、そこからの撮影は禁止だったのですが脱衣所から同じ景色が見えます。このような眺めを楽しみながら熱いお風呂に入れます。ただ行くまでの距離が短いとは言っても手すりは凍っているし足元も雪!
ホテル内のチャペルです。ここはホテル内でも穴場で長い廊下を渡った先にあり、暖房も利いていて一人静かに過ごせるところでした。
最終日だけホテルのレストランでコースを頼みました。独りぼっちでしたが1時間以上は過ごすことが出来て充分くつろぐことが出来ました。このデザートを見ながら この後に続く金沢卯辰山工房での課題を、このデザートの打ち出しにしようかと本気で考えておりました。
バニラアイスは銀、ブルーベリーは赤銅、ラズベリーは火銅、イチゴの種はK18イエローなどと。でも2日間では無理と判断して遠慮なく頂いてしまいました。
さて我々が宿泊したホテルは ザ・ウィンザーホテル洞爺 です。(ホテル内の様子が分かります)サミットルーム(各大統領が泊まったホテル)やレストランにも入れます。絶景も楽しめます。探してみてください。
体験の指導をしながらお客様と様々な話をしました。
年に一度は必ず家族で泊まりに来るといわれるお客様も多く 家に帰ってくるような感じなのだそうです。日々仕事に忙殺されている方は遠い北海道では仕事のことを考えなくても良いし何しろ白銀の世界、春もまた緑が豊かでしょうし心が静まります。(携帯電話はどこに行っても追いかけてきますが)
室内にある紅茶の美味しさに絶句して 江戸版画師に驚いて話したら
「あの、全部美味しいです」
との答えに笑ってしまいました。
室内にある珈琲紅茶もこだわりぬいたもので それを頂く為の蓋つきの器は国内でただ一つしか生産していないボーンチャイナだそうです。ランクを落とそうと思えば幾らでも落とせるけども最高のものをお出ししたいと思っている と話されていたホテルマンの言葉に痛く感動してこの言葉を忘れないようにと同じ器を求めました。
あまり紹介してしまうとせっかくの楽しみが無くなりますのでご紹介はここまでに致します。
お招きいただいたウィンザーホテル洞爺様と楽しんで頂きましたお客様に感謝致します。良い年初めでした。
旅のご予約はこちらをご参考にされてください。
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