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2017年9月

長野県の天龍村 〜満月屋〜

 

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  いらっしゃいませ。

お話を伺うと、長野県にある天龍村は過疎化がはげしく、お二人は天龍村の出身ではないけれど天龍村で所帯を持つことを決めたそうです。正確には天龍村に来た女性を村人達が彼にやんややんやと囃し立て(恐らく二人を逃してはなるまいという執念)で おめでたになりました。おめでとうございます!

お二人はゲストハウスを経営されておられて、ご主人様は川で舟を使っているとのことでした。話を聞いているだけで美しい緑ときれいな空気が伝わってくるようで、汚れちまった東京をどう思われたでしょうか。

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美しいけれど母の強さも感じる奥様は甘い色合いの結婚指輪はお好みではなく、白と黒ではっきりした指輪をご所望でそれで体験で作っていただきました。ご主人様はさりげなく奥様を庇うように階段を登られる姿、きっと毎日の当たり前の事なんですね。

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  お二人が経営されるゲストハウスは 満月屋 です。満点の星空を見に行きたいですね。
二人の美しいお写真はまた別ページでご紹介いたしますね。

キモイ木目金

 最近入った丁稚に木目の出し方を練習させています。何度か同じことをした筈なのに目を離すと違うことをしているものだから私にぶつぶつ言われる羽目に。
 正直どうしたらこんな気持ち悪い木目が出せるのだろうと感心するほどでした。近藤と三人で 溜息。
 そこへ指輪の打ち合わせに見えたお客様が ホラー映画に出てくるようなキモイ木目がいい、気持ち悪ければ気持ち悪いほどいい と言うのでなるほど、このようなお客様もいらっしゃるのだなあと丁稚は私の雷を回避出来たのでした。
 このようなオーダーもこなせるのがウチの取柄かもしれません。私は長年の経験から、近藤は元々腕が良いので指輪の他、工芸品も得意としております。
 今年は手掛けたものが全国放送のCM(純金のオブジェ)にも使われもしました。
 この頃は指輪関係の話題ばかりですが生徒さんのことも大事です。ただネットは難しい問題があり、面白い作品が出来てもブログで公開できないのです。
 通ってこられる生徒さんも顔ぶれが少しづつ変わってきました。最初は彫りから始まります。公募展を志す方が増えてきて私も大変やりがいがあります。
 

嬉しい手紙

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ちょっと昔はワープロでタイピングされた年賀状や手紙には心がこもってないような寒々したものを感じましたがそれがメールに変わり、早さを要求される事が当たり前な時代にこの頃は若い世代からはメールではなく、手書きの心のこもったお便りを頂く事が増えて来ました。
その中には写真が入っていることもあります。
私は頂いた手紙は全部取ってあります。100年後に我が社が記念の催事をする時は子孫の方に了承を得て公開したいと思います。
さて今日は月曜日、今日も様々な生徒さんやお客様がお見えになります。
よろしくお願いします。

20歳のお祝いに

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 20歳の記念にご自身の指輪を体験で作られました。11月なので誕生石はシトリントパーズです。内側にもご自身で刻印を入れて頂きました。
 聞くと大学3年生だそうで そろそろ就活。一年が経つのがとても早いと言われておられて、21歳の誕生日が来る前に体験で指輪が出来たのは私は非常に良い思い出であり記念となるので良いことだと思いました。
 金属は恒久に残る性質を持っています。作った当時はわからなくても、時がいつの間にか過ぎ去り倍の人生を生きてふと振り返ったときに様々な思いをめぐらすことが出来ます。
 19歳の時に作った真鍮のキーホルダーを私はまだ使っています、当時は合金が硬いという事も知らずにあんまり硬いので驚いていた自分や純粋な反面反発心も強かった若かりし頃をキーホルダーに突然思い出します。毎日使っているので当たり前すぎる位毎日一緒にいる金属となりました。
 
 お客様が制作された指輪にはどのような思い出が作られていくのか分かりませんがシトリントパーズ(特に色が濃いものを選びました)のように豊かで実りの多い秋の収穫を冬に備えて蓄えるような、心身ともに豊かな20代であることを願っていますし 事実 若いというのは本当に本当にそれだけで素晴らしいことです。
 
 社会に出てみれば様々な美しい心や醜い出来事に出会います。学生時代は学校が終われば関係が終わりますが、社会人となると良いことをしようが悪いことをしようが自由だし、人間関係に必ずお金が絡むので形は違えど若い頃よりも数が増えて複雑な悩みや苦しみが遅い掛かります。でも老いるというのは経験を積むことでもありますので 新学期が始まり若者の自殺には大変心が痛みますが、老いるというのもまた素晴らしいことです。
 私達大人は社会に出て戦って学んだ分、対処や回避の仕方を自然と覚えますので悩みがあるならば人生の先輩に打ち明けてみてください。
 と最後は誰ともなく書いたメッセージになりましたが お若いお客様にいつかまたお会いできる日が来るのを待っております。
 
 

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