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2019年4月11日 (木)

K様の木目金指環の制作工程

お二人の打ち合わせ時のエピソードはこちらから

 手の内は余り見せたくないのですがこれは本当に本当に神経を使ったものだったので記録として残します。

 打ち合わせはとても大切な事で、デザインを決める以外にもお二人の雰囲気や何を大切にされているかを知ることが出来ます。二人が大切にしているものと、希望されている暖色で私は何物にも侵されることのない貴金属の王 純金 を選びました。純金は何があっても色は変わらず暖かです。そして純粋な心のように非常に柔らかい。ただ結婚指輪となるとこの柔らかさは長年の使用で問題となります。どんどん指の形に曲がっていきます。ならばK18のカラーゴールドに全て挟むと良いのではないか、と思いました。

 ところが融点が大幅に違う為、ここは職人の経験しか物を言わないですね。これは本当に画像を見るだけでは真似できないと思う。ここに至るまでにとても長い時間を要しました。作っているよりも呻吟している方が長くなりました。しかし安易に金ロー材でなんとかしてしまう指輪にはしたくなかった。

 

Photo_9  ここに至るまでが長かった・・・ここまで来たらもう、あとは出来上がりを信じて無の境地です。思い描くのは湖水のさざ波です。

Photo_10火の作業が終われば模様をつけていきます。私は古風ですが鏨で模様を出していきます。

 

Photo_11 円くなったらもう早く仕上げてお客様におしらせしたい!けれどまだまだ細かな修正が何日も何日も必要な木目金です。

Photo_13 さて一旦出来上がりました。たっぷりとついた金の地金を見ていると お二人の気が変るのではないかと思い ご希望の幅の2.5倍はあるかとおもわれる指輪を宅配便で送りました。女性は当初のうちあわせ通り細身で、男性は太いままを希望されました。この後、お好みの細さとデザインに制作してうちがわに彫刻を施しました。

  

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