日記・コラム・つぶやき

金沢卯辰山工房にて

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 今年も卯辰山工房に呼ばれました。毎年何をテーマにするか頭を悩ませつつも 受講生は厳しい試験を突破した秀逸な方揃いなので初めてのことも課題を熟すのが早いので気が楽なところもあります。
 毎日朝7時くらいに工房に来て夜の7時まで、月20日以上は工房で研鑽されているそうでまるで修道女のようです。今年は全員女性でした。
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 とはいえ たったの2日間で何が出来るのか・・・泣
 でも色揚げ前まで 打ち出し出来たのでさすがだと思いました。
 
 そして驚いたことに研修生の一人がスタッフの後輩で何と毎日、西日暮里工房の前を歩いていたそうです。彫金教室が出来たのかな、と思っていたとのことで ご近所ならウチに来てほしかったと心の中で嘆きました。
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 講評では話下手の私はしどろもどろでしたが 作家の坂井直樹さんが
「最後に鏨を入れることで金属に命が吹き込まれるね~!」
 と、さらりと言われることに脳天パンチを食らった私でした。ほんと、この鏨を入れる一瞬の快楽の為にひたすら打ち出しするのであります。
 私にとって彫金は織物です。糸を紡いで織り上げていく感覚ですね。
 
 作品は無いのですか?と質問されるこの頃です。正直今はあまり作品を製作しておりませんが 私の死後も会社が存続するように、スタッフに絶え間ない仕事の水源をつけようと企画と営業を頑張っておる日々でありました。いくつか水源を作ったら自分の時間を持ちたいですね。
 
 卯辰山でのひと時も研修生の皆様には 特に将来役立たないかと思いますが何かの折には 打ち出しは光と影のデッサンなのだと手が思い出して下さればと願っております。
 
 
 
 
 

金曜日の夜

 金曜日の夜のお稽古は午後18時頃から開いております。仕事帰りの女性達が集う金曜日の夜は仕事場での笑ったことや真面目な話など、その職種ならではの話題で盛り上がることも多く鏨の音に混じりながらうなづいたり笑ったりして和やかに時が流れて行きます。

 どんなに仕事が遅くなってもたった30分の為に通って下さる生徒さんも多く、顔を見ると嬉しくもあり ホッともします。

 

 桂盛行先生は大変華やかな作品を多く遺されました。そのような精緻で美しい作品作りへと導いていきたいと思っておりますし 例えばブレスレットの留め金具の勉強と制作を兼ねて面白い作品作りへと展開していきたいと強く思っています。

 

 来週もどうぞよろしくお願い致します。

 明日会う生徒さんもいらっしゃいますね(笑)さようならとお別れしてから12時間後にはまた教室で顔を合わせるのですから家族より長く顔を合わせて話しているかも(笑)

 

 

 

Sato kinginten and Wayne Meeten

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 ウェインは毎年当社に来て下さいまして 今年は1カ月の滞在でした。今年は鏨の焼き入れと焼き戻しを徹底的に教えて、ドットインレイを教えただけでした。

 イギリスにもどられて続きで、赤銅の花瓶に銀でドット象嵌をやっているそうです。800個象嵌出来たそうです。それをNaokoに愛と共に伝えて欲しいとウチの生徒さんにメールがあったそうですが 暑いので愛はいいです 笑 恐らく1000個は象嵌すると思います。オーロラを表したいそうですが、どこか日本の余情的な雰囲気があるのがウェインの作品。

 ウェインの希望があったので掲載します。故・佐藤金銀店の社長と、ウェインです。2年前に撮影したようで、昭和中期頃の雰囲気満載の応接室です。この当時この写真が貴重なものになるとは夢にも思いませんでした。

 

 佐藤金銀店では海外取引を個人ともされていることに驚いたものです。

 送金の際のコード番号など記しておきますので ウェイン、これからはここを見て下さいね。

PAYING BABK : MIZUHO BANK,LTD

A/C WITH BRANCH : SENJYU BRANCH

ADRESS : 2-58 SENJYU ADACHI-KU TOKYO

AEIFTCODE : MHCBJPJI

A/C NUNBER : 527-0009154

 

 

制作スタッフ

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 今年度より大学の後輩と一緒に皆さまのご注文の製作に当たっている近藤亮平です。

 学生時代からコンペで受賞、伝統工芸展の支部展に入選をしており日本伝統工芸への制作にも当たり伝統技術の研鑽に努めております。正会員になるには入選を4回続けることが必須です。

 

 いつの間にか私は年を重ねてしまい 様々な経験を経て得た技術や知識を教えて伝えて行く側になってまいりました。皆さまのご注文にその経験を反映させながら新しいご提案も出来たら良いと願っております。

 また、当社では予算が厳しいお二人の為にお求めやすい価格でご結婚指輪を制作しております。当社では特に木目金の指輪はその指輪にずっとかかりきりになるので沢山作ることが出来ません。ご予算に余裕のある方は他社様で。。。

 

 

 

槌目リングを体験で

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   アフター5のペアリングと題しておりますが、明るい内にお見えになられました。
   銀を丸くしてから槌目をつけて、研磨していくと指輪がギラギラ光って美しく 普段体験出来ない事だと思いますので本当に本当に目が輝いて嬉しそうに帰られたのが私も嬉しくてこの体験を作って良かったなあと思いました、

   より多くの方々に体験して頂きたく、今回よりプライスダウンしてご提供して参ります。
   1個の制作は3000円 税別になります。
    お待ちしております!

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形や仕上げも選べます。

体験学習 岩沼市立岩沼中学校の学生さん

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錫のプレート制作で女子学生の方々がいらして下さいまして、可愛いお便りも頂きました。ありがとうございます。

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学校の体験学習は必ず引率の先生がいらっしゃるので、そこにいらした見慣れない男性にご挨拶をしていたら 清掃のおじさんでした。今はGPSがあるので何処にいるか先生は把握出来るのだそうです。その方が自分達で考えて歩くので思い出も強く残りそうです。私は中学時代の修学旅行は京都奈良。初めてだったのに思い出は毎日ハンバーグか海老フライでゲンナリしたこと位です。

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体験学習で幾つか質問があった中で、どうして今のお仕事を選んだのか、どんな事が大変ですか?とありました。元々私が生まれ育った高岡は今より高岡銅器が街に溢れていて、美術的に優れたものが身近でした。明治の超写実の彫塑力は今の高岡銅器に見出すのは難しいと思う。それが玩具でもありました。金属が死後も残る素材であること、たまたま現 富山大学(旧 高岡短期大学)が出来たこと、手先の事が好きだった事が重なって好きでこの道に入りました。
プロはお客様からお金を頂くので好き勝手に作ることは出来ず、結婚指輪ともなると御結婚の日に間に合わせなくてはいけません。徹夜もザラなので大変な一面もありますが、喜んで頂けた時が一番嬉しいです。
そのように答えたと思います。

そして散々、富山大学芸術文化部の宣伝を必死にしていました。高岡短期大学時代は倍率1・1倍だった頃に比べると偏差値も高くなりハードルが高い大学になってしまいましたが東京芸大程では無い、しかし先生方や設備は素晴らしいのでオススメなのです。

でも、キララさんというニックネームの女の子が

私達まだ中学生なんです

との一言で、初めて高校生だと勘違いしていたのを知りました。


進路を決めるのはまだ先だった……


花のように可憐で華やかな女子学生の皆さんでした。
お便り、ありがとうございます。進学で上京される時は是非遊びにいらしてください。
進学のご相談もお待ちしております。
遠い将来の御結婚指輪もお待ちしております!!!


佐藤金銀店端材セールのお知らせ

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佐藤金銀店さんが端材セールをされます。
6月9日より、詳細はお問い合わせください。
0338823755 です。初の端材セールでは、ご注文いただいた方には最新の取り扱い金種一覧も手に入れる事が出来るようです。早々に売り切れることが予想されますが6月9日以降にお問い合わせをお願い致します。

いいお話

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今月17日に搬入の金工展は、この教室から6名の入選者が出ました。皆様、おめでとうございます。 これからは伝統工芸を志す者にとっての難関であり登竜門である秋の本展に向けて、挑戦される方は今から制作ですね。 画像は彫り留めを習われている生徒さんの爪です。いつもおしゃれで素敵な感性をお持ちの生徒さんは、夢はジュエリー関係の制作のお仕事をすること。留めを習われてからはぐっと面接の幅が広がったようです。 好きを諦めずに、この春も皆様、お互いに学びあい研鑽して参りましょう。

allumette さんの、ハロウィンその後

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 今年の渋谷でのハロウィンは全国のテレビと新聞を賑わせたほどの大盛り上がりだったそうです。レンタルでハロウィンの衣装を作られていたMさんは 本気で怖がられて、外人に絡まれ子供たちは泣くほどの完成度の高いもので!プロのカメラマンにスタジオに連れて行かれてこんなに素晴らしい写真が出来上がりました。
 Mさんは背の高い男性なのでそれは目立ったことでしょう(震)
 
 こんなに怖いMさんの普段のお仕事は ブライダルのビデオ制作なのです。
 allmette  こちらをご覧ください。
 銀座 尚呼はご結婚指輪を制作しており 様々なカップルがお見えになります。挙式は親族だけでというお二人も、晴れ姿を是非動画でいかがでしょうか?Mさんのお人柄と、この衣装の完成度から間違いのない素晴らしい動画が出来上がることと思います。
 
 

ヤニの調整

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 お教室では年に2度、ヤニの調整をします。
 本来はヤニが硬くなりがちな冬、柔らかすぎて使いづらい夏、に対応して作るのですが 半年も使うと脂が抜けてボサボサになってしまいます。
 一度ヤニを剥がして、鍋に入れなおし状態を見ながら油を足したり、地の粉、松脂などを足していきます。
 そうとうな煙が出るので行うのは必ず日曜日です。
 今までは子供が小さいので休日は日曜日しかない私はお手伝い出来ませんでしたが、もうだいぶ手が離れたのでこれからは必ずお手伝い致します。
 ヤニをぐにゃぐにゃ温めながら師匠と四方山話をするのも勉強になります。
 生徒さんはお稽古で大変濃縮した教えを学ぶことが出来ますね。
 年に2度のヤニ調整もあと100回お手伝い出来るわけはなく、必死にくっついて学んで恩返ししなくてはと思うこの頃です。

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