生徒さん作品

2020年2月24日 (月)

雪兎

1aee24a98b634ca0b6ada83313433627

生徒さんの打ち出し初歩です。耳に胴体と段差をつけて凹凸の出し方を学び、置き象嵌も習得します。

 簡単に置き象嵌と言っても、ロー付けが出来なくては行けないし、ローがはみ出ないようにするのもコツです。

 今回は目玉にルビーを入れました。留用の鏨も制作です。小さいけど技法が詰まっています。

 もう1人の生徒さんは、雪兎の次に蓮の花びらへと進みます。裏葉作り、紫仕上げ とありますので楽しみですね。

2019年12月 7日 (土)

ご結婚式で帯留めです ポイント体験~布目象嵌~

Photo_20191207164601

 ポイント体験布目象嵌で、帯留めを作りました。Mさん、大変だったかと思いますが佳き日に身に着けることが出来て本当に良かったです。何度も通って頂きましてありがとうございました。

 挙式が11月で、菊の花の意匠がまた季節にも合うし菊が太陽にも見え、また非常に持ちがいいので 菊には永遠という意味があり結婚式に非常にふさわしいおめでたいものです。今は帯留めまで気を遣う方は殆どいらっしゃいませんので、口には出さずとも見る人が見ればこのような細やかな装いをしてくださることは嬉しいことと思います。

Photo_20191207165001

 銅の色がまた主張し過ぎず、置物の色にも合って本当に素敵です。大振りで良かったと思いました。

 Mさん、また是非楽しみの一つとしてお稽古にいらしてください!

 

 尚呼 でした。

 

2019年12月 1日 (日)

ポイント体験~象嵌コース~

Photo_20191201064001

 愛知県から新幹線で数回通って頂きました。ポイント体験象嵌コース、肉象嵌も取り入れて制作して頂きました。

 地味で単純な作業が続くその時間も楽しんで頂けたようで良かったです。日帰りでお帰りになられますが良い展覧会もありますのでもし次回もまたお見えになられてお休みが取れるならば足を運んで頂きたく思います。

 日本の伝統意匠そのものに大変魅力がありそこへ日本の伝統彫金が加わって実に味わいのある良い物だと思いました。

 明日月曜日も尚呼の伝統彫金教室があります。ご興味のある方は覗きにいらしてください。

 

 尚呼でした!

2019年7月20日 (土)

勝ち虫のネックレス

Photo_20190720211801

 毎週月曜日と土曜日は 尚呼 の伝統彫金教室です。今日は久しぶりにカピバラ作家のTさんがお見えになってトンボを仕上げていかれました。

 羽は銀、目は和黄銅、胴は銅です。(ダジャレではない)

 軽やかで本物そっくりなので身に着けていたらいろんな人が驚くに違いありません。子供の頃はトンボが飛んでいたら人差し指を立てて待っていると羽を休めてくれたものです。人それぞれのトンボの記憶は懐かしいものがあるのではないでしょうか。

 銀座尚呼は明日、日曜日も営業しております。レンタルの他、体験リングは即時予約も出来ます。ご予約はアソビューさん経由でも出来ます。良かったら アソビュー銀座尚呼 もご覧になって下さい!

2018年10月10日 (水)

ポイント体験 ~彫り~

Photo_4

銀座 尚呼ではポイント体験コースがあり、その中の一つに彫りに特化したものがあります。伝統彫金は所によっては学ぶことが出来ないようです、3日間かけて特訓して鏨を作り、彫る練習をしています。この3日間は通しでも良いし、数週間置きでも良いです。

 今回は愛知県から通ってくださった松原さんの手板をご紹介いたします。

 いつでも学べるわけでは無い環境は集中力が高まります。集中して彫り鏨も何本も作りました。一番難しい 毛彫り鏨 から始まり、丸毛彫、片切、鋤鏨、を作りました。この彫りを習得してから象嵌に移るのが一番良いです。

 もうひと昔以上前に亡くなられた東京芸術大学の平松保城先生が講演をされると聞いて もう最後の講義だと私は妙な思いに駆られて聴講に行きました。それまで伝統彫金一色で体質も非常に古かった芸大の彫金科に、新しいクラフトの風を吹き込まれたのが平松先生です。当時は何故昔の人の手板をそっくりそのまま真似したり打ち出ししたりしたのか分からなかったけれど今思えば、それで技術が手に入ったのだと、大切な事だったのだと話されていたのを強く覚えています。私が学生の頃も、技術が先か発想が先かと論争したものですが 技術が稚拙では表現はままならないし、発想が先であればデザインだけ自分でして後はお金を出して職人に任せたらいいのです。作るのが好きな人はどちらも研鑽するのが良いと思います。

 今回は過去の作家の絵を幾つか松原さんに送って、好きな画を選んで頂きました。元々彫金は日本画家が下絵を描いて、鍛金や鋳金で母体を作ってもらいそこへ彫金を施したという完全分業制でした。昔の人はやはり大変画が巧い。巧いものを彫るのはとても楽しい。

 松原さんもとても有意義な3日間だったようですぐに象嵌コースを!と言われましたけれど もう少し彫り続けてからまた是非いらしてください。

 愛知県は伝統彫金が身近ではないのか、もう一人、通ってこられている女性がいます。ポイント体験コースで多くの方に伝統彫金の楽しさ、伝統ある技術を手に入れることで自信を持って頂きたいです。

 松原さん、彫りの他、良い作品や歴史を楽しんで学ばれると良いですよ。そして何年か経って最初の手板を見たときには、色々思うことがありますのでこの手板は大切にされてください。

 

 

2018年9月11日 (火)

幸福の青い鳥

Photo

最近入会されたYさんは 毎週月曜日にお稽古に来られる生徒さんで、それは本当に好きで楽しそうでして いずれ毎週は来なくなるつもりだと言われながら やっぱり毎週お見えになる生徒さんです。

 薄い銅板で打ち出すことを 薄肉レリーフ と呼んでいます。

 本当はこれはカラスなのですが 鳥は鳥なので幸福の青い鳥になりました。

 大きなトルコ石にも見えますね。

 それにしても強力に青が出て驚いております。

 今月の月曜日のお稽古は昨日で終わりです。半月お休みの間、ご自宅で瓢箪の高肉打ち出しを進めて頂きます。身体に似て瓢箪がどんどん細くなってしまうのではないかとちょっと心配です。分からなくなったらご連絡ください。

2017年6月26日 (月)

ポイント体験~薄肉レリーフ~

Img_7351
 ポイント体験コースは元々は遠方の方が泊まり込みで集中して習いたいという所から始まり、開講してから2,3年経ってもご要望が無かったので打ち切ろうと思っていたらこの頃増えてまいりました。
 荒川区の80代後半の職人さんにおまかせで色をつけて頂きました。生き生きとして良いブローチになりました。
 ポイント体験コースは受講後に入会をお願いすることは無いのですができれば続けたいとの事で入って頂けるようです。
 何しろあまり大きな工房ではないのと国外の生徒さんも多数なので受講用のチケットに有効期限は無く、来れる時に来るというスタイルの生徒さんが多いです。
 色々な国や色々な特技を持っておられる方が多く集まるので 10年前に工房を作ったときの妙な静けさはもう今はありません。
 皆さんに楽しくかつ伝統技法を学んでいただければと思います。
 
 
 

2017年3月21日 (火)

開花宣言

 東京は雨の今日、開花宣言となりました。
 うちの教室も 開花間近の佳き出来事が2輪ほど生まれそうで誠におめでたい事でございます。
 さて 今年の秋口に入会された生徒さん、遠方なので時々しかお見えになられませんが初めてのヒョウタンの打ち出しです。火銅しあげとしました。こちらはムラなく着色する方に専念しておりますが 生徒さんにとっては初めてのことだったようで 大変感激して喜んでおられる姿に なんて純粋な方なのだろうと思いました。
 2
 私は打ち出しは殆ど手を出しません。見ないとわからないときだけ手を出しますが あまり任せっきりだと全く覚えないんです。自分で苦労して学んだあとに、先人の打ち出しを見て初めて多くのことを理解するのを自分でも経験しているからです。
 作家になるわけではなく楽しみたい方ももちろんいらっしゃいますので、自分のペースで学んでいきましょう!
 
 
 
 

2016年4月13日 (水)

火銅のピーナッツ

Image


初めての打ち出しにしては難しかったようで途中お辛そうでしたが ピーナッツの打ち出しを火銅で仕上げました。箸置きでございます。
伝統彫金は一日で出来上がるものは 木目金体験リングとシルバーのリングです。時間は掛かりますがかけた時間分の見応えがあると思っております。
一枚の金属でピーナッツが出来るなんて考えたら不思議な事ですよね。
出来上がり迄の時間を楽しみつつ、次第に自在に様々な技法を使いこなせるようになるように指導させて頂いきますのでこれからも宜しくお願い致します。

2015年10月17日 (土)

打ちこみ象眼のペンダント

 金曜日は午後6時半から9時までの開講が原則ですが ポイント体験が2人となったために10時半から開きました。ポイント体験の彫りコースは半年がかりで彫り鏨3本の制作を15時間で集中してお教えしますので二人までが限界です。

 朝から二人がお見えになりましたが 御一人はポイント体験を先延ばしにして打ちこみ象眼によるペンダントへと変更いたしました。
001_r
 紅葉の季節、虫食いも取り入れた葉っぱのペンダントです。大ぶりなのも驚いたけれどこの非対称の形も大胆で私にとっては衝撃的でした。
002_r
 薄いので大ぶりでも肩が凝らなくていいですね。
 番外編のポイント体験コースでしたが 打ちこみ象眼の他、彫り、打ち、煮色を取り入れたオイシイコースとなりました。
 伝統彫金をこのように身近に体験して頂けるのも良いものだなと思いました。
 片や彫りコースを選んだ中国の女性は制作に火がついて 毛彫り鏨を作り、丸毛彫りまで作られました。口うるさく焼き入れ、焼き戻しについてお教えしました。他でも習われたようですが多数の中で学ぶとちょっとした間違いに先生が見落とされるのは仕方がないでしょう。それは鑢をかければ一目瞭然の違いだったので、もう間違えることは無いと思います。
 続けて土曜日も朝から来られるようです、あまり無理しないで下さい。
 

より以前の記事一覧

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ